初めての二重整形
夏休み中。
このタイミングで二重手術をしよう!と決心しました。
と言うのも、かろうじてつけまつ毛で支えていた瞼も限界に達したからです。
アイプチが剥がれないように、つけまつ毛がずれないように、無意識に無表情になっていました。
バッグには常に、アイメイクのセットを持ち歩き、トイレで直し、常に瞼に気を使う日々が大変でさよならしたかったし。
時間的にも余裕がある、夏休み中がベストと考えました。
友人が成功したし、私もきっと大丈夫!
そして、何といっても安さが魅力。
その勢いで、早速予約して友人も受けた某美容外科へ向かいました。
何やら私の場合は、瞼が厚く脂肪が多いので「脂肪取り二重」がお勧めだとか。
瞼が腫れぼったい人は脂肪が多く、埋没法だけでは二重にならない可能性があるそうです。
しかし、想像以上の高額であり、断念しました。
予算があるし、何かあったら保障もある埋没法でお願いしました。
埋没法は、糸で瞼を固定して二重をつくるのですが、メスで皮膚を切開して縫い合わせる切開法と比べ、ハードルも低いため人気があるそうです。
更に、埋没法の方が費用も比較的に抑えられますし、手術時間やダウンタイムも短く済みます。
しかし、その反面、二重のラインを保つのに困難なケースもあるそうです。
「いつか糸が取れて元に戻ってしまうの?」という不安がありました。
「まぁ、取れたとしても保障があるから、またやってもらえるし。」
こんな風に考え、埋没法を行いました。
瞼が厚いせいか、手術は、悪戦苦闘している感じでした。
術後は、結構腫れました。
腫れが引いた後も腫れぼったい仕上がりでした。
二重はあまり気に入ってはいませんでしたが、とりあえず二重にはなれたし、そのまま様子を見ることにしました。
二重が取れて再手術
その数か月後、悲劇は突然やってきました。
友人たちとワイワイ徹夜をして騒いでいた翌朝、「やばっ!何でー!」
鏡を見ると、左目が三重に。
右目もラインが取れかかっています。
もう泣きそー!
2回目の埋没法
保障内なので、無料で再手術をしてもらおうと思い、手術したクリニックを再度受診しました。
しかし、ラインが全く消えたわけでは無いので、保証は効かないという説明でした。
納得がいきませんでしたが、仕方がないので再度料金を払って埋没法をしてもらうことになりました。
折角料金を払うのだから、前回より太いラインを作ってもらうことにしました。
2回目の手術は、1回目よりも腫れました。
しかし、時間経過と共に、腫れは引いていきました。
腫れがほとんど腫れたところで見てみると、二重のラインは付いているのですが、眠たい目になっている気がしました。
しかし、今回作ったラインを土台にしてアイプチをすると、何故かしっくりといく感じがしました。
「まっいいかー。その上からアイプチとアイメイクをすればいいし。」
3回目の埋没法
スッピンになると眠そうな目でしたが、アイプチで上に固定すると、幅広で希望のラインになるので、しばらくはアイプチを使って、様子を見ていました。
しかし、徐々に二重がまとまらなくなり、化粧に苦労するようになりました。
3回目の手術をしようと思いました。
その費用を貯めるために、必死にバイトを頑張りました。
そして今度は、前回と違う美容外科を受診しました。
まぶたの腫れぼったさから、「脂肪取り二重」を勧められました。
これまでの教訓から、少しでも長持ちさせたい気持ちで、脂肪を取っての埋没3点により、がっちり留めてもらいました。
そのせいか見るに忍びない程、目が腫れました。
1か月が過ぎ、腫れが引いたと思う頃、ぱっちりと言うより、眠そうな幅が広い二重になりました。
脂肪を取ったはずですが、二重ラインは、むっちりと、くい込んでいました。
周りから見ると、誰もが解る整形顔になっていたようです。
綺麗になったという感じはしませんでした。
モテるどころか、声すらかけられず。
視線を感じるときは「もしかして、あの人の目って、整形?」よ、噂されていたようです。
しかも、下を向いた時に白目になる感じで、怖がれていたようです。
自分では、眠たそうに見えたり、腫れぼったく見えたりするのは、伸びた皮を取ってないからだと思っていました。
もう少し、二重幅を広げれば、希望の目に近づくと、思い込んでいました。
3度の整形で大学時代を過ごしました。